アルタムエンゼルの飼育と簡単水草水槽維持のブログ

初夏のアルタムエンゼル導入から繁殖までの飼育の道のりと、安上がりな水草水槽の維持方法の二点をゆるく、ときには深く考えていくブログです。

9/15 今日のアルタムエンゼル

気温22℃
水温30℃
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気温はすっかり秋です。
しかし、今年の夏は涼しかったですね。。。

最近、3匹生き残っている3年生アルタムエンゼルが強く縄張りを主張し始めました。
4年生が1匹しかいない(いつものボス)ので、ようやく、ペアリングへの期待が高まってまいりました。

10匹全て生き残った2年生もご覧の通り、肩の青発色がギラギラに!
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素晴らしい発色です。

3年生のうち1匹だけ、1年半ほど前に水換えを1ヶ月怠ったため細菌症にかかり、ヒレが溶けまくった個体がいるのですが、何故か右の胸鰭だけヒレの再生が止まってしまっています。
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こいつがどうやらメスっぽいです。
何故ヒレの再生が止まったのかは不明ですが、シクリッドのある程度成長した個体にはしばしばそういった症状が見られるそうです。
正常なヒレを持つ個体に集中的に苛められているところを見ると、アルタムエンゼルは奇形やヒレ欠けといった個体を群から排除する傾向なのかもしれません。
良く見ると欠けたヒレの先がクルクルに丸くなっているので巻き爪みたいになってるのだと思います。
今度、麻酔をかけて先っぽを少しだけカットしてみようと思います。
いつになるかは分かりませんが、麻酔の様子~ヒレ再生の過程をブログにupすることを目指します。



1匹しかいない1年生も相変わらずぐんぐん成長し、7月に導入した当初の弱々しさは欠片もありません。
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ここまで来れば、水換えさえ定期的に行っていれば、まず簡単には死なないでしょう。
ちなみに奇しくも一番手前のドアップ個体がヒレの再生が止まった箇所を見せてくれてます(笑)
8ミリほどで止まっています。。。



色んな魚を飼育しましたが、毎日見てて全然飽きないのはアルタムエンゼルと金魚くらいのもんです。
何故、惹き付けられてしまうのかは謎です。
アルタムエンゼルは自然が造り出した造形美、金魚は人の手で造り出した造形美。
大袈裟でなく、ほんまにそう思います。

ブログをご覧になられたアクアリストの皆様。
是非とも飼育をご検討下さい!まだまだ安価な幼魚の入荷シーズンは続きます。

もうこれ以上増やすまい、これ以上増やすまいと思いながら毎年反射的にオークションで落としてしまいます。。。。
来年度こそは導入ゼロで自家繁殖モノの飼育に専念していることを願います(笑)


最後に今日のボス。
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うーーん。。。素晴らしい!!
ちなみにこのボス、写真を良くみて頂くと分かるのですが、尻鰭の付け根に3点の小さな穴があります。
ケンシロウと名付けようと思います。